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2026年、知の格差を突破せよ。不変の知を現代の武器へ変換する「不変戦略」、生産性を極める「時間戦略」、AI共生を掲げる「未来戦略」、知力を自己資本に変える「知力戦略」、そして自由を手にする「資産戦略」。manabilifeが贈る、人生の主導権を取り戻すための5大教育戦略。5つの戦略を毎日定時配信中。

【資産戦略|投資戦略2026 07】艦隊運用:巡と撃:感情を排する機械的スクリーニング

ASSET STRATEGY 07

【資産戦略|投資戦略2026 07】 艦隊運用:巡と撃: 投資を「作業」に変える、10項目の機械的スクリーニング

主観や感情が介在する余地を完全に排除する。過去の被弾データからバグを取り除き進化を遂げた、艦隊運用システム「Ver.1.8」の全容。

あなたは夜、保有している個別株の決算発表を見ています。利益は予想を上回ったものの、なぜか翌日の株価は大きく下落。「市場は分かっていない、いつか見直されるはずだ」と自分に言い聞かせ、損切りラインを無視して保有を継続(ホールド)した経験はないでしょうか。
数ヶ月後、その株はさらに半値にまで沈み、あなたの資金とメンタルは塩漬け状態になります。こうした悲劇の根本原因は、銘柄選びや売買のタイミングに「自分の感情」や「根拠のない期待」を介入させていることにあります。超過収益を抽出するためには、感情の入る隙間すらない「冷徹な物理システム」が必要です。

SECTION 00

この戦略が響く人へ

  • 個別株を買う際、ニュースやSNSの「印象」に流されて高値掴みをしてしまう人
  • 「いつ買って、いつ売るべきか」という明確な定量基準を持たず、迷い続けている人
  • 過去の失敗を教訓に、感情を排した「機械的なシステムトレード」を構築したい人
SECTION 01
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投資を「作業」に、利得を「現象」にするVer.1.8

Manabilifeにおける艦隊運用(日本株15%枠)は、天才的な閃きや未来予測で行うものではありません。あらかじめ設定した「10項目のスクリーニング条件」を証券会社のツールに設定し、条件に合致した銘柄を買い、外れたら売る。このプロセスを繰り返すだけの単純な作業です。

BEFORE:感情による手動トレード(負債化するOS)

たとえば、「この企業は将来伸びそう」という主観で株を買い、株価が下がっても「社長のビジョンに共感したから」と理由を後付けして損切りを先送りする状態。投資が「自己肯定感を守るための苦行」になっています。

AFTER:定数によるシステムトレード(純資産を生むOS)

「PBR1.0倍割れ」などの物理定数を満たした機体だけをドックに入れ、基準から外れる、あるいは-15%に達したら機械的にパージ(売却)する状態。自分の感情が一切入らないため、投資はただの「作業」になります。

今回公開する「Manabilife式・艦隊運用システム(Ver.1.8)」は、初期のVer.1.0から始まり、コロナショックをはじめとする幾多の相場急変や被弾経験を経て改訂されてきたものです。たとえばVer.1.3でバリュートラップ(割安なまま放置される銘柄)対策としてROE条件を追加するなど、過去のバグを徹底的にデバッグした結果、現在の10項目へと到達しました。

WARNING:スクリーニング条件は「絶対の聖杯」ではない
この10項目を満たしたからといって、必ず株価が上がるわけではありません。重要なのは「勝率100%を狙うこと」ではなく、「大負けするリスクをスクリーニングで事前に排除し、トータルの期待値を市場平均よりわずかに上に持っていく(アルファを抽出する)」という構造です。
SECTION 02
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10項目のスクリーニング条件:完全公開

全資産の15%で構成される艦隊枠内の資金は、たとえば「巡10%・撃5%」といった比率を目安とし、相場環境に応じて配分を変動させます。ここでは、各艦種を抽出するための具体的な数値基準(10項目)と、その論理的な根拠を提示します。

【巡】巡洋艦(Cruiser):鉄壁の防衛と配当

PBR1倍割れの割安株(バリュー株)の中から、財務が盤石で配当を出せる企業を抽出します。

No. 指標(物理定数) 設定値(2026年5月目安) 数値の根拠と目的(デバッグ理由)
01 PBR(株価純資産倍率) 1.0倍 未満 会社の解散価値を下回っている「物理的な底値」の担保。東証の改善要請のターゲットとなる領域です。
02 予想配当利回り 3.5% 以上 株価下落時の下値支持線(利回り狙いの買いが入る水準)。※該当銘柄が少ない場合は2.5%以上に緩める場合もあります。
03 自己資本比率 50% 以上 倒産リスクの排除。どれだけ割安でも、借金まみれの船は沈む危険が高いためパージします。
04 時価総額 500億円 以上 流動性リスクの排除。売りたい時に売れない小型株を避け、売買が活発で個人投資家が機動的に売買できる規模を狙います。
05 ROE(自己資本利益率) 8% 以上 伊藤レポートが目標として示した資本効率の水準。ROEが低い(資本を効率的に使えていない)企業は、株価が割安なままでも経営改善が進まない可能性が高いため、バリュートラップを避ける防波堤となります。

【撃】突撃艇(Striker):成長の初動に乗る

成長株(グロース株)の中から、資本効率が高く、かつ「短期的な資金流入(バネ)」が発生した初動を狙います。

No. 指標(物理定数) 設定値(2026年5月目安) 数値の根拠と目的(デバッグ理由)
06 ROE(自己資本利益率) 15% 以上 極めて高い資本回転率の証明。(※ただし製造業やインフラなど、セクターにより達成水準が大きく異なる点には留意が必要です)
07 売上高成長率(予想) 年率 10% 以上 コスト削減等による利益の削り出しではなく、本業の「市場規模」そのものが拡大している事実の確認。
08 営業利益変化率 前期比 20% 以上 本業の強い伸び。一時的な特別利益(固定資産の売却など)によるノイズを排除します。
09 出来高変化率 過去5日平均比 2倍以上 大口(機関投資家等)の資金流入の証拠。直近1週間という短期の資金流入を的確に捉えるために、過去5日平均を基準としています。この「バネ(急増)」がないまま買うと、資金拘束が長引きます。
10 株価移動平均乖離率(25日) +5% 以内 グロース株の「高値掴み(イナゴ化)」を防ぐための安全装置。すでに急騰しすぎた機体は追いません。
【役割分担】スクリーニングにおけるAIと人間の境界線

10項目の抽出作業は、人間の手で行うと数日かかる重労働です。ここはツールに完全委任します。

🤖 ツール(証券アプリ等)に任せること

・全上場企業約3,900社(2026年5月時点)から、上記10項目に合致する数銘柄を瞬時に抽出(フィルタリング)する作業

👤 人間が担うこと(主役)

・抽出された数社が持つビジネスモデルの「社会的優位性」を、肌感覚で評価する知力
・購入後、株価が買値から「-15%」に達した際、例外なく損切りボタンを押す実行力

SECTION 03
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実装へのステップ:システムを証券口座に保存する

認知科学において、人間は「選択の自由」を与えられると逆に疲弊し、判断を誤ることが分かっています。このスクリーニング条件を証券会社のツールにあらかじめ保存しておくことで、あなたの「銘柄を探す」という行為は、「保存した条件をクリックするだけ」の単調な作業へと変わります。

艦隊運用システム(Ver.1.8)の実装

スクリーニング自動化チェックリスト
  • 01
    証券会社のスクリーニング機能(スーパースクリーナー等)を開く(SBI証券や楽天証券など、お使いの証券口座の銘柄検索ツールを起動します)
  • 02
    「巡」と「撃」の2つの検索条件をそれぞれ入力し、保存する(記事内の指標をそのまま入力し、「巡洋艦用」「突撃艇用」としてMy条件に登録します)
  • 03
    「-15%で損切り」という逆指値(オートパージ)設定をルール化する(銘柄を購入した直後に、必ず「買値の-15%」で自動的に売却される逆指値注文を入れます。この安全装置なしでの航海は禁止です)
EXPECTED RESULT このシステムを稼働させることで、銘柄選びに悩む数時間がゼロになり、さらに「損切りの恐怖」からも解放され、投資が極めてロジカルでストレスのない現象へと変わります。
KEY INSIGHT

投資において、感情と主観は最大のバグである。
物理定数に基づく冷徹なシステムで市場をフィルタリングし、投資を「作業」へと昇華させよ。

【艦隊】による知力戦域の構築は完了しました。次はいよいよ、損切りのルールすら適用されない、理念と魂を投じる究極の領域——【地平】(応援企業5銘柄)へと到達します。
次へ進む:第08回「【地平】応援企業5銘柄」を読む ➔ 資産戦略カテゴリー一覧へ

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※当記事で紹介するスクリーニング指標(10項目等)の数値は、過去のバックテストや2026年5月時点の相場環境を参考に設定した目安であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。個別株投資は元本割れのリスクを伴うため、実際の銘柄選定および売買にあたっては、必ず最新の企業情報や市場動向をご自身で確認し、自己責任で判断してください。

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